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業務紹介


私たちはこんな仕事をしています。
※当薬剤部は「日本医療薬学会」認定の研修施設です。

薬品管理業務

病院には調剤用、処置用、消毒用、検査診断用といった様々なお薬がありますが、薬剤部ではこれらのお薬の品質管理、在庫管理を一元的に行っています。常に患者さんに良質な薬品を提供いたします。

調剤業務

外来患者さんのお薬は院外薬局で受け取って頂いておりますが、入院患者さん又一部の外来患者さんのお薬の調製を行っております。お薬を調製する際は、医師から発行された処方箋の内容が適正であることを確認し、患者さんにお薬をお渡しする際には、医師の指示通り正しく服用できるよう説明させていただいています。

注射薬混注業務(IVH)

食事から充分に栄養をとることが困難な患者さんが使用する栄養剤の点滴を調製しています。患者さんによっては栄養剤に混ぜる形で、治療に必要なお薬を入れています。これら諸々の作業はクリーンベンチと呼ばれる無菌的な環境の中で行われているので、安全に点滴していただけます。

注射薬混注業務(抗がん剤)

平成20年3月より、外来および入院の患者さんの抗がん剤の調製室を「外来化学療法室」の隣に設置しております。安全かつ無菌的に薬剤師が安全キャビネット内に設置したパソコンを使用し、調製を行っており、抗がん剤が間違いなく患者さんに投与できる管理システムを採用しております。また抗がん剤治療に関しては全て「がん化学療法検討部会」により承認されており、処方の際には電子カルテにより投与量・治療計画のチェックを行っています。さらに抗がん剤を調製する前にも2名の薬剤師が処方をチェックしております。当院のような安全管理システムが採用されている病院はまだ少ないかと思います。

入院患者薬剤管理指導業務

薬剤師が入院中の患者さんのところへ伺い、使用しているお薬について説明させていただくとともに、お薬が適正に使用されているかどうか、飲み合わせに問題はないか、といったチェックを行い薬物治療の総合的な管理をしています。患者さんがお薬を 安心して飲んで頂けると思っております。

医薬品情報管理業務

患者さんにお薬が適切かつ安全に使用できるよう、医師、看護師、病棟薬剤師、その他の病院スタッフや患者さんにお薬の情報を提供しています。その為、常に医薬品メーカーや厚生労働省などから最新の情報を収集し管理しています。

製剤業務

病院内で使用する無菌消毒液の調製や、個々の患者さんにあったお薬の調製等を行っています。

入院患者さんの持参薬の管理

患者さんが手術などで入院される際、その時に飲んでおられるお薬を薬剤師が確認いたします。お薬によっては手術の前に服用を止めていただく事もあります。

注射薬個人セット

外来患者さん、入院患者さんの注射薬を準備し、薬剤師が鑑査して外来や病棟へ届けています。注射薬の払い出しは注射薬自動払い出しシステム(アンプルピッカー)を使用しています。アンプルピッカーから注射薬、処方せん、輸液用ラベルが個人用トレーにセットされて出てきます。そのトレーに輸液などを手作業でセットし、取り揃えチェックのほか、お薬の量・注射する場所・点滴の速さなど安全性について鑑査し、ダブルチェックしたのち、患者さんごとに準備されて専用カートで外来や病棟へ払い出しています。

外来化学療法室指導

外来化学療法室でがん点滴治療を受けている患者さんに薬剤師が、抗がん剤治療・副作用等の説明や、抗がん剤が適切に使用されているか、副作用はでていないか等の症状を確認しています。必要に応じて医師と相談し、患者さんが安心して治療に臨めるようにサポートを行っています。

薬剤師外来指導

がん患者指導

通院で抗がん剤の投薬または注射を受けている患者さんに、がん専門薬剤師など、がん薬物療法に一定水準以上の専門知識を有する薬剤師が抗がん薬治療・副作用等についての説明を行い、抗がん剤が適正に使用されているか、副作用はでていないか、薬の飲み合わせに問題はないか等確認し、必要に応じ医師に相談を行い、安心して治療に臨めるようにサポートを行っています。

外来吸入指導

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の症状をコントロールするためには、吸入薬を正しく使用することが重要です。デモキットやパンフレットを用い、患者一人ひとりに応じた指導を行うことで、疾患の理解を深め、吸入薬が適切かつ効果的に使用できるようサポートを行っています。

主な薬剤業務を簡単な説明と写真で紹介しました