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医療安全管理室


当院は、医療の安全を守り、患者さんの信頼を得るために、平成22年4月1日から医療安全管理室を設置し専任の看護師が常駐し、医療安全に努めております。
医療安全は医療の質に関わる重要な課題です。患者さんの安全を第1優先に考えて、職員の1人ひとりが安全な医療を提供することを自分自身の課題と認識し、安全管理体制の確立と安全な医療の徹底を目的に活動しています。

体制

室長 杉浦厚司(副院長 内科(循環器))
専従看護師 馬場理恵(看護師長)
看護師 高須淳子

医療安全への取り組み

医療安全管理室は、日常業務で発生するヒヤリ・ハットしたことを把握し、情報を共有することで医療事故を未然に防ぐように取り組む部署です。
医療に関する問題は当院だけでなくさまざまな医療機関で大なり小なり発生しています。そのたびにかかわった人・かかわった部署で発生していることに対して原因を調べ分析し、対策を立てて大きな問題や医療事故に発展しないように取り組んでいます。
医療の専門職として、色々な人とかかわりを持ち、コミュニケーションを深めて情報を収集するため院内を巡回するラウンドを実施し、職員の医療安全に対する意識向上に努め、安心して医療を受けていただくことができるよう取り組んでいます。
当院では、診療行為のたびに患者さんに名前を名乗っていただくこと、医療者はフルネームで名前を呼んで確認することで患者間違い防止に取り組んでいます。職員だけでなく、患者さん、ご家族の方にも医療安全への取り組みにご協力をお願いしています。
安心・安全な医療を提供するため、皆様のご協力とご理解をお願いいたします。
医療安全管理室 看護師長 馬場理恵

業務

ヒヤリ・ハット報告の収集・分析・対策

インシデント・アクシデントレポートにて医師、看護師、メディカルスタッフのすべてのヒヤリ・ハット事例を収集し、毎月開催する医療安全管理委員会で、分析・対策を検討し、事故防止に努めています。

医療安全に関する現場の情報収集と実態調査

リスクマネージャーで定期的にラウンドを行い、情報収集と実態調査を行って、業務改善に努めています。

医療安全管理マニュアルの見直しと徹底

定期的な見直し、各部署における周知徹底に努めています。

医療安全に関する職員への啓発

医療安全に関する講演会、医療安全に必要な研修を開催して職員の医療安全知識の向上に取り組んでいます。

医療安全に関する教育研修の企画運営

新規採用職員への安全研修や職種別研修、全職員対象の医療安全研修を企画・運営しています。

患者さんの協力で更なる医療安全を!

リストバンド

患者さんの誤認を防止し、安全な医療を受けていただくため入院患者さんのお名前を表示したリストバンドを装着しています。

お薬手帳の持参

他の医療機関で投与されたお薬との重複投薬防止、飲み合わせのチェックのため診察時に医師に提出願います。

お名前確認

注射、検査、処置を行う時は、誤認を防止するためにお名前を名乗っていただくようご協力をお願いしています。