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感染制御室



 当院では患者さんやご家族をはじめ、病院にかかわるわるすべての人たちを感染から守るために、2013年4月から専従者を配置して感染対策活動を行っています。感染対策の病院指針を最終決定する感染対策委員会を補佐し、感染対策チーム(ICT)・抗菌薬適正使用チーム(AST)とともに現場を確認し、組織横断的に感染管理活動を実施します。また西三河医療圏の他医療施設との連携会議を持ち、地域全体の感染管理の向上に繋がるよう活動しています。

体制

2017年4月に医療安全管理室に配置され、その後2021年4月からは感染制御室として独立しました。
室長 杉浦誠治(副院長、内科(呼吸器))
専従看護師 生田幸江(看護師長)
看護師 杉浦 知美(主任)

目的と役割

目的

1.院内で不要な感染症の発生や感染症が広がらないこと。
2.地域全体の感染管理向上に貢献する。

役割

1.感染防止対策および感染症治療が適切に行われる。
・感染症発生や抗菌薬使用状況・耐性菌の検出などについてデータを集積し、分析する。
・感染症治療および感染防止における問題を発見し、改善策を検討する。
・職員へ正しい知識、技術、改善策を指導し普及する。
2.地域の医療と連携し、感染症治療や感染防止対策の向上に努める。

主な活動

・感染対策チーム(ICT)

毎週木曜日に環境ラウンドと隔週に部会を開催し、その他問題発生時やリスク拡大など必要に応じて活動します。
【活動内容】
  患者さん、ご家族または院内で働くスタッフが感染症伝播、発生しないように環境ラウンドやコンサルテーションを通じて感染防止における現場対応の問題点の抽出及び改善を行います。

・抗菌薬適正使用チーム(AST)

毎週月・木曜日に血液培養陽性者およびコンサルテーション事例に対してカンファレンスをおこないます。 
【活動内容】
  感染症治療に対して最大限の治療効果を導くと同時に、有害事象を出来るだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が遂行できる(最適化する)ように支援活動をします。

感染対策指針