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研修医(先輩)のコメント


竹村友宇輝(令和4年度初期研修修了)

私はもともと愛知県の出身ではなく、大学進学をきっかけにはじめて愛知の地を踏みました。研修では地元に戻ることも選択肢の一つでしたが、愛知県は全国の中でも特に研修の質や待遇がよく、愛知に残って研修をすることが自分の成長につながると考え、県内の研修病院を探していました。

碧南市民病院は規模的には中小病院にあたり、2次救急を中心に行っている施設ですが、特徴はやはり救急外来を研修医1人で回していることでしょう。大きな研修病院では複数の研修医が救急外来当番をするのが一般的ですが、碧南市民病院ではファーストタッチを行うのが自分しかいないため、素早い判断力、的確に検査を進めていく時間感覚、その中でも重症を見逃さない診断力を早い段階から身につける事ができます。もちろん、必ず上級医もついているため、不安なことやわからないことがあっても頼ることができますし、週一回の勉強会を通じて症例の振り返りを行ったり、研修医どうしで変わった症例、勉強になった症例を共有したりと、自分の成長につながる環境が整っていると思います。

日中の各科ローテでも中小規模だからこその垣根の低さが特徴で、ローテの空き時間に救急外来を手伝ったり、自分の興味のある他科の手技に参加させてもらったり、変わった検査や手技があるときには上級医から声をかけてもらって飛び入り参加することもあります。
とにかくやる気さえあればどんな手技にも参加させてもらえ、どんどんと自分の技術を磨くことができる研修病院だと思います。

整形外科副医長 矢野心平(令和2年度初期研修修了)

 当院は、ERでの初期対応力の育成に非常に力を注いでおり、週に1回の救急研修日は、ローテ中の診療科に関わらず、救急対応に専念します。平日午前は救急車のみ対応ですが、午後からはwalk in、および内科初診の患者さんもERに集中します。救急研修中は、患者受入れ・身体診察・検査・応急処置までの全てを研修医一人でおこない、対応後のAssessment / Planまでを完成させてから上級医に上申する形式ですので、日によっては目の回るような忙しさになります。これは、日当直(6回 / 月)でも同様です。基本的に全科の救急患者を受け入れているため、症例も極めて多彩であり、本当に充実した勉強と経験の場になっています。もちろん、そういった対応が一人で出来るようになるまで、先輩研修医や上級医の先生方が、きめ細やかに指導して下さり、いつでも何でも聞ける環境が保証されています。
 ここまで読むと非常にハイパーな日常に感じるかもしれませんが、バランスはしっかりと取られています。救急対応を最重要視している分、各科の研修は、余裕のある内容になっているのです。もちろん、科によっては長時間の処置や手術などに入る機会もありますが、研修医の古典的なdutyである「病棟管理」や「雑務」、そして大学病院などで経験する「長いカンファ」などが、全くと言ってよいほどありません。当然、病棟から昼夜問わずかかってくるCallや、時間外・休日に食い込む書類仕事なども皆無です。(病棟管理や書類仕事などは、自分から希望すればもちろん、やらせてもらえますが。)
 基本的に出勤は朝8:30、退勤は午後5:15(休憩1時間)。一部の例外を除いて変わることはありませんし、時間外勤務はかなり細かく記帳するように指導されます。6回の日当直は多いように感じられるかもしれませんが、仮眠設備も整っていて、1回の日当直業務に対して半日の職務免除が保証されているため、それほど負担には感じないでしょう。一度、当直明けに何となく居残りしていたら、わざわざ上級医の先生から電話を頂き「帰りなさい」と言われたのは、嬉しい驚きでした。公立病院であり、医師同士、あるいは多職種間の役割分担が盤石であるからこそ、こういった高いコンプライアンスとガバナンスの確立が出来ているのだと思います。
3年目までに救急対応のスキルを身につけたくて、なおかつ仕事 / 研修にメリハリを求める方には、最高峰に近い研修病院だと思います。

内科副医長 久田剛輝(平成26年度初期研修修了)

卒業に際し、もとより医師の少ない地元である愛知県でゆくゆくは働きたいと思い、戻ってきました。
研修先の病院を選ぶにあたり、愛知県を中心に静岡、滋賀、秋田の10以上の病院を見学しました。中には有名な大病院や大学病院もありました。
その中で、碧南市民病院の研修医が最も「デキレジ」だったと感じたことが、当院を選んだきっかけです。2年目の研修医の救急外来を見学した際に、診察のスピード、的確さ、患者さんへの配慮など、2年後、「こうなっていたい!」そう思わせる診察を碧南市民病院の研修医はしていました。この病院でなら、頑張れば「デキレジ」になれる!そう思い、研修先を選びました。

正直、碧南市民病院は全国的にも、県内でも「無名病院」です。近隣に有名病院があること、愛知県という研修病院の多い地区であることもあり、知らない人がほとんどです。
しかし、「確かな臨床力、医師としての能力」が欲しいのであれば、ぜひお越しください。
私は碧南市民病院で研修後、引き続き神経内科医として勤務していますが、この病院だったからこそ学生時代に苦手とし、逃げ回っていた神経内科で勉強したいと思うことができました。それだけ2年間の研修で自身と力がついたのだと信じています。
また、当院は常に変わり続けている病院でもあります。研修医、若手医師が中心となって、よりよい研修ができるよう、病院に対して意見を述べ続けています。その結果、研修制度、研修医の待遇も私が研修をしていたころよりも、さらに良いものとなっています。

麻酔科副医長 久田智子(平成26年度初期研修修了)

アットホームな雰囲気が魅力的

医学部に入って10以上の病院を見学したのですが、碧南市民病院は医師同士だけではなく、看護師やコメディカルの方とも仲がとても良く、その雰囲気に魅かれました。入職した今でも、とてもアットホームな病院だと改めて実感しています。

救急外来と豊富な手技・勉強会で実力がつく

碧南市民病院の研修プログラムの大きな特徴は救急外来研修を毎週1回、通年で行うことです。幅広い症例を経験することで、目的をもって各科の研修に臨むことができます。救急外来と当直は、研修医1人で対応することが多いので、実力が問われますが、困った時にはいつでもコンサルトでき、すぐに上級医の協力が得られます。
手技については、入職直後の結紮ラボを皮切りに、腹水穿刺や胃・大腸カメラ、トロッカー挿入などを体験しました。当院で初期研修した後に残る先生が多いため、親身になって教えてくださいます。
また、週に1回の研修医勉強会では救急外来で活かせる知識が学べ、放射線科医師による画像勉強会では、画像読影の力が着実につきます。ほかにも英語の抄読会や症例発表、外部講師による講演会も行われており、現場で役立つ知識が得られます。

神経内科医長 鈴木究(平成22年度初期研修修了)

僕自身もこの病院で初期研修をはじめ、そこから8年が経ちましたが、これまでのどの世代のどの後輩も、皆着実に実力をつけています。救急外来では、commonな症例だけでなく、emergentな症例も経験でき、そのインパクト有る経験をもとに、医師として成長していく姿が、とても頼もしく見えます。
画像や検査の技師さん、薬剤師さん、看護師さんなど周りの方々も気軽に相談に乗ってくださるため、病棟で担当医をした時などもとても心強いです。
碧南市民病院はあまり大きな病院ではありませんが、寧ろその利点をたくさん持った病院だと、8年経った今でも感じています。何気に高名な先生方が講演・指導に来てくださることも魅力の一つです。

研修医から皆さんへ一言