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病院長あいさつ


病院長 亀岡伸樹

 新年あけましておめでとうございます。

 一年前を思い起こしますと、昨年のお正月は天候が良く、風もない穏やかな日が続きました。油ヶ淵の鏡のような水面には渡り鳥が羽を休め、遙かに臨む御嶽や中央アルプスの雪を戴く頂を眺めながら、このような穏やかな日々が続く一年である事を切に願っていました。しかし、そのような願いもむなしく昨年もまた碧南市民病院にとっては大きな試練の年となりました。

 一昨年の秋に発表された地域医療構想に係る「424病院」リストは、日本の医療とりわけ地域医療を担う公立・公的病院に大きな衝撃を与えました。当院もこのリストに掲載され、大きな負の影響を受けました。
 幸いこの西三河南部西医療圏は病院間の話し合いの場が設けられており、周辺医療機関からは当院への応援の声をいただきました。急性期医療を担う病院としての碧南市民病院の意義は従前通りと認知され、令和2年3月には「急性期五病院協定」を結び、今後も協力体制を継続していくことになりました。

 しかし安堵の息をつく間もなく、4月には院内で新型コロナウイルス感染症が発生し、患者さん、職員あわせて12名の感染者が出てしまいました。感染の状況を検討した上で、外来診療の中止、手術室の閉鎖、新規入院の中止という診療制限を行うことを決断しました。患者さんやご家族、市民、周辺の医療・介護施設等関係者の方々に多くのご迷惑をおかけしてしまいました。この場をお借りしてお詫び申し上げるとともに、亡くなられた4名の患者さんに心より哀悼の意を捧げさせていただきます。
 幸い院内の感染は他の部署に広がることなく収束し、現在当院では、十分な感染対策をとり、通常通りの診療を継続しております。安心して受診していただくようお願いいたします。

 その後7月には流行の第二波が、そして11月には再び全国の感染者が増加し始め第三波がやってきました。世界的な流行が収束するまでには数年かかるとも言われています。コロナ以前の生活には戻ることはできず新しい生活様式に慣れる必要があります。病院の診療も、感染を制御しながら病院の機能を落とさず、病院の価値を維持することができるような体制を作ってまいります。
 地域医療構想と新型コロナウイルス感染症で二度にわたり見直し、延期となっていた病棟改修工事をようやく開始することができます。ポストコロナの医療のあり方や人口の変動などを考え、感染症対応、療養環境の改善、医療機能の充実を図ります。

 地域医療の中心的な病院として病院の価値を高めるよう今年も努力してまいります。今後も碧南市民病院をよろしくお願いいたします。

2021.1.1