歯科医師臨床研修プログラムについて
1. 研修プログラムの特色
厚生労働省の卒後臨床研修到達目標の項目を基本とした研修を2年間行います。
当院の医科の各診療科の協力のもと、術前・術中・術後の評価および管理のできる歯科医師の育成を目指しています。2年目の研修では入院手術症例についても積極的に執刀させ、術前評価・術前術後管理を担当医として経験することができます。なお、執刀する症例については、研修歯科医の到達度に応じて研修医と指導医の協議のうえ決定します。
当院の医科の各診療科の協力のもと、術前・術中・術後の評価および管理のできる歯科医師の育成を目指しています。2年目の研修では入院手術症例についても積極的に執刀させ、術前評価・術前術後管理を担当医として経験することができます。なお、執刀する症例については、研修歯科医の到達度に応じて研修医と指導医の協議のうえ決定します。
2. 臨床研修の目標の概要
- 「常に学習する態度」と「自らを振り返り、自己を改善する能力」を養う。
- 医師・看護師・薬剤師・検査技師などのスタッフと交流し、多様な職種の人々から学ぶ。
- 医療人としての「責任感」を養う。
- コミュニュケーションスキルを鍛える。
- 医療に関する基本的な態度、知識、技能を修得する。
- 歯科医師としてのプロフェッショナリズムを養成する。
3. 研修期間と分野別標準研修期間
研修期間は2年。
基本習熟コース（1年目研修）
第1期では厚生労働省の卒後臨床研修到達目標を基本とした研修を行う。
- 歯科口腔外科外来研修を行う。
- 入院患者に対する研修を行う。
基本習得コース（2年目研修）
第2期では1年目研修での到達目標の再評価を行い、基本的診察能力の向上をはかる。
- 患者管理を広い視点から学ぶ目的で、医科の見学研修を行う。
- 基準を満たした場合に医科麻酔科研修を行う。
- 歯科口腔外科の外来・病棟・中央手術室での研修を中心とし、入院手術症例についても積極的に執刀させる。尚、研修歯科医の能力と将来の希望に応じ、他科の見学研修も継続して可能とする。
- 地域医療として、歯科医師会と協力し、検診を行う。
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